ひのきスピーカー工房 -オーディフィル-
オーディフィル(AudiFill)は、2016年にスタートした個人事業です。
代表カノン5Dのスピーカー製作ノウハウを元に、高品位なスピーカーシステムを世に送り出すことをモットーとしています。 現在、サラリーマン勤めの傍ら、副業として活動中。
代表 カノン5D の自己紹介

(写真)秋のヘッドフォン祭2019
1988年3月生まれ。
小・中学生の頃は、ミニ四駆や競技用ラジコンカーでモノ作りの基礎を経験する。
写真撮影にも興味を持ち、風景写真を撮り続け月刊誌で受賞すに至る。
高校生になり、オーディオに目覚める。N響の生演奏と、自身のミニコンポの音の違いに愕然とし、本格オーディオへの憧れを深める。
大学生になり、初めてのスピーカー製作を経験する。大学院では電子材料工学を専攻。
長岡鉄男氏の本を熟読し、バックロードホーン型のスピーカーや共鳴管型スピーカーを製作し、その試作の過程をブログ「
趣味の小部屋」に カノン5D 名義で投稿をはじめる。
ブログには書ききれない自身のノウハウを公開するために、「
カノン5Dの資料室」を開設。

<アマチュア時代の代表作>
社会人になった後も、趣味としてのスピーカー製作を継続し、コンテストでの受賞を複数回重ねる。

コンテスト受賞作 「83Diamond」
60台を超えるスピーカー製作のなかで「ひのき材」に出会い、その音の良さを広めるため、2016年にオーディフィルの起業を決意するに至る。
なぜ ひのき を使うのか
スピーカーを製作するなかで、30種類以上の木材の響きを確認したところ、
「ひのき(桧・檜)」が、聴き心地のよく、優しい響きをもっていることに気づいたのが始まりです。
ひのき は、決して硬い材料でも、重い材料でもありません。
なぜ、ひのきが良い音がするのか、それは音響測定の結果が裏付けてくれました。
ひのき は、中音域に豊かな響きがあり、それが倍音までしっかり伸びていることが確認されました。それゆえに、振動を殺さずに「豊かに歌う」ような鳴り方のスピーカーになったと考えています。
オーディフィルは、「柔らかく聴き疲れしない音」と「明るく前に出てくる音」の両立を、サウンドコンセプトとしています。
ひのき は、これを実現するために必要不可欠な材料なのです。
オーディフィル(AudiFill)とは
オーディフィルの語源は、オーディオ(
Audio)と、
満たす(満たされる)(
Fill、フィル)です。
「高品位なオーディオで、心が満たされる体験をしてほしい。」
そんな願いが、この名前に込められています。
実践で磨かれる音
音は、論より証拠です。宣伝文句は多々ありますが、実際は人の耳で聴いてどうかが勝負です。
開発者自身の聴き込みによるチューニングはもちろん、様々な環境、多くのお客様に聴いて頂き、その声を元に磨き上げていくことが重要になります。

真空管オーディオフェア(秋葉原) ヘッドフォン祭(中野)
近日開催のイベント・試聴会情報は、
こちら。
すぐれたコストパフォーマンス
オーディフィルは小規模メーカーです。
そのため「大手に比べると、割高なのか?」と疑問に思われるかもしれません。
しかし、そうした心配はご無用です。
確実にコストを下げ、堅実に作り込む技術がオーディフィルにはあります。
(1)直販体制で、中間利益をカット
多くの市販スピーカーは、販売店を経由して売られています。
しかし、オーディフィルは工場直送の直販体制にこだわることで、
中間利益によるコストアップを無くし、お求めやすい価格を実現しています。
(2)確かな基本性能
小規模メーカーといえど、測定技術には拘りがあります。
音響工学の論文を元にした疑似無響室測定法などを導入し、
大手メーカーに対して決して引けを取らない音響解析を可能にしています。
スピーカーの性能を数値でとらえ、聴感との関係を把握したうえで、
客観性のあるモノづくりを行っています。
(3)音に効く部品に、しっかり投資。
優れたコストパフォーマンスは、「パフォーマンス」があって成り立ちます。
音に効く部品に対してしっかりと投資をしているのが、
オーディフィル製品の特徴です。
外から見えないところも、決して手を抜かない。
これは、長くご満足頂ける製品づくりのためのポリシーです。
満足のできる"音体験"へ
本ブランドは、皆さまの「満足できる音体験」への手引きとなることを目指しています。
単に、製品(Products)を設計・販売するだけでなく、
「オーディオ趣味を、より深く楽しむための知識・情報」「音を通して得られる体験」を楽しみ(Entertainment)として提供することを目的とします。
(第4回オーディフィル試聴会 @ エクスペリエンス・ストア二子玉川)
各所で開催するの
試聴会では、製品情報の告知に限らず、
音楽やオーディオを楽しむための場となるよう企画しています。特に、若い世代のオーディオファンを対象にした"アニソン試聴会"は、今後も定期的に開催を予定しています。
また、本webページには「評論/情報」として、オーディオファンに向けた情報を無料で公開しております。他にも、
ブログやTwitterで、随時情報を発信しております。