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バックロードホーン型スピーカーの特性~その7~

 FE168SS-HPを搭載するバックロードホーン型スピーカー「S-076」について、前回はその設計方法を説明しましたが、今回は周波数特性について見ていきます。

 Fostex FE168SS-HP搭載バックロードホーン S-076  S-076


 まず、測定する際のマイクの位置について説明します。

バックロードホーン型スピーカーの周波数特性測定

 一般的には「軸上1m」で特性を測定しますが、「正面100cm」特性としてユニットとホーン開口部の高さの間での測定も行っています。
 軸上1mでの測定ではホーン開口部がかなり遠くなってしまい低音の量感を正しく測定することが難しくなりますが、この「正面100cm」のようにユニットとホーン開口部のほぼ中央点で測定をすることで、距離による音圧変化の影響を逃れることができます。

 長岡鉄男先生は軸上1m測定の問題を避けるために「軸上3m」のデータもとっていましたが、一般的な家庭で3mを確保するのは困難です。定在波を避けるためには一辺6m以上の部屋が必要になりますし、離れたマイクに音を届けるためには大音量で測定しないといけません。

 今回は、「正面100cm」特性に加え、定在波の影響を受けにくい「正面60cm」特性もとっています。測定点はユニット軸上からだいぶ角度がついてしまいますが、部屋の定在波の影響を軽減できるため、低音の特性を見るにはより好ましい測定方法だと考えています。


以下に、S-076(FE168SS-HP搭載、空気室容量5.8L)の特性を示します。

<軸上1m>
バックロードホーン型スピーカーS-076の軸上1m周波数特性

<正面100cm>
バックロードホーン型スピーカーS-076の正面100cm周波数特性

<正面60cm>
バックロードホーン型スピーカーS-076の正面60cm周波数特性

<ユニット直近>
バックロードホーン型スピーカーS-076のユニット直近の周波数特性

<ホーン開口部直近>
バックロードホーン型スピーカーS-076のホーン開口部直近の周波数特性


<インピーダンス特性>
バックロードホーン型スピーカーS-076のインピーダンス特性


~続く~


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