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SW-1A





サブウーハー「SW-1A」
(希望小売価格 178,000円 1本、税込)
2026年 夏 発売予定
【解説】サブウーハー「SW-1A」
目次
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サブウーハー設計の3要素
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かつては異端と言われたサブウーハー
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音楽再生におけるサブウーハーの効果
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サブウーハーが抱える問題点(エッジ)
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サブウーハーが抱える問題点(箱)
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サブウーハーが抱える問題点(振動板)
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SW-1の開発
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SW-1の導入事例
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SW-1Aの開発
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SW-1Aの試聴テスト
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おわりに
サブウーハー設計の3要素 【速】【深】【楽】
オーディフィルが考えるサブウーハー設計の要点は、
【速】、【深】、【楽】です。
【速】スピード感があり、音階が明瞭であること。質感表現において、メインスピーカーを凌駕できる。
【深】深く沈み込む低音であること。今まで聴こえなかった低音がきこえる。楽曲に漂う気配の表現力を強化できる。
【楽】一人でも容易に、階段を使って2階に運搬できる重量。設置時だけでなく、移設時にも困らない。
【速】について
低音は、周波数特性だけだけでは語れない要素として、時間軸の表現力や、音階の明瞭さがあります。『〇Hzまで再生できる』ということに加え、それが
原音に忠実であり、克明に再現できるかが、音楽再生の満足度を大きく左右します。
低音の時間軸がズレていると、迫力や量感があっても、その中身が分かりずらい低音になりがちです。
ベーシストの指が見えるような低音、大太鼓のバチが皮にあたった瞬間が手に取るように分かる低音。こうした低音は、「低音再生下限が〇Hzまで伸びている」ことだけでは不十分であり、時間軸の正確さ、すなわち低音の速度が十分にあることで再現が可能になります。
【深】について
低音域には、思った以上に様々な音が含まれています。基音が50Hz以下にあるコントラバスや、ベースギター、さらにはパイプオルガンや大太鼓などが低音再生で有名ですが、ボーカルの破裂音(ぱ・ば・た・だ
等の音)、グランドピアノの深い響きなどでも、低音の再現性が問われます。
低音は「迫力がある」と称されることがありますが、
ノイズを十分に下げた低音再生はとても耳に優しく、深い泉から湧き出るような存在感と脈動感を音楽にもたらします。また、低音再生能力が高いオーディオシステムで、低音が入っていない楽曲(たとえば、バイオリンソロなど)を聴くと、清らかで清々しい雰囲気がより一層際立つことに驚くことでしょう。
【楽】について
オーディオ機器のカタログを眺めるのは、とても胸が躍るものです。超弩級の機器から出てくる音を想像する楽しみは、オーディオマニアであれば誰もが経験したことがあることでしょう。
しかし、実際に装置を手に入れ、設置する。そして、日々の生活を送る段階になると、重さや大きさによる問題が一気に浮上します。オーディオへの情熱が燃え上がっているときは、多少の不自由は「興奮」や「達成感」として受け入れられますが、心境の変化や、生活環境の変化が避けられない長い人生のなかで、そうした不自由は少しづつ重荷になってくるものです。
オーディフィルでは、
「20kgを超えない重さ」「一人で持てる大きさ」を、好ましい範囲と考えます。これから何年経ってもオーディオを楽しんでいただくために、重厚長大になりがちなサブウーハーでも、この原則を守っています。
かつては異端と言われたサブウーハー
サブウーハーは、是か非か。
ステレオを中心とするステレオ再生でサブウーハーを使う事例は、残念ながらそこまで多くありません。低音は専ら、メインスピーカーが担当し、そのグレードアップ(大抵はより大型なスピーカーへの買い替え)が低音改善の最も効果的な手段とされています。
サブウーハーを使わない理由を聞くと「低音の質感が合わない」「今でも十分すぎるほど低音が出ている(むしろ低音過多で困っている)」「低音の入っている音源を聴かない」など、様々な返事が返ってきます。SW-1Aの開発者としては、理解はするけれども、ちょっと勿体ないなぁ...と感じてしまいます。
時代の変化とサブウーハーの在り方
サブウーハーを使った低音補強をすることは、かつて1960年代初頭には「3Dステレオ」と呼ばれ、池田圭氏の著書にも度々登場しています。しかし、30~38cm口径ウーハーを使う大型スピーカーが隆盛の時代でもあり、サブウーハーはあまり注目されませんでした。
21世紀に入り、DVDオーディオやSACDで、5.1chのマルチチャンネル再生に注目が集まったことで、音楽再生用を謳うサブウーハーが多く登場します。密閉型の筐体と、大出力のデジタルアンプを使い、低音のスピード感を重視した設計のものが増えてきました。
現代のスタジオモニタースピーカーを製作するメーカーは、多くのサブウーハーをラインナップしています。
海外のEDM(エレクトリック・ダンスミュージック)をはじめとした、40Hz以下を効果的に活用した楽曲製作の最前線では、サブウーハーは欠かせない存在になっています。
SW-1Aが提唱する小口径×高品質
オーディフィルは、メインスピーカーと「馴染みやすい音質」であることに加え、扱いやすいサイズであることが、サブウーハーにとって重要であると考えます。
ブックシェルフ型スピーカーを組み合わせるターゲットとした際、25~30cmといった大口径ウーハーより、
17cm口径クラスの方が、メインスピーカーと同じ質感を持つ低音を出しやすいのです。
SW-1Aは、小口径×高品質を基本信条に設計された、これからの時代のためのサブウーハーです。
音楽再生におけるサブウーハーの効果
低音は、音楽を支える基本となる音域です。例えば、
コントラバスやピアノは30Hzからの帯域を持っていますし、
バスドラムは20Hzからの低音を含んでいます。
しかし、これらの超低音は限られた大型スピーカーでしか超低音再生は叶わないとされてきました。大きなウーハー、大きな箱をもつ大型スピーカーは、低音再生が優れていると分かっていても、一般家庭に導入するのは困難が伴います。
また、超低音を補完できるとする多くのサブウーハーは、映画・音楽の双方に対応できる設計としたものが大半でした。これらのサブウーハーをピュアオーディオ用途で使うと、メインスピーカーとの低音質感が合わないという問題が往々にして発生してしまいます。
低音の量感や伸びを得る代わりに、質感を犠牲にせざるを得ないのが、従来のサブウーハー像でした。
そこで、
「SW-1A」はピュアオーディオに求められる超低音再生に対応するため、徹底的に低音質感を高める方向で設計しました。
振動板の剛性、エンクロージュアの構造、ダクト形状。 その一つ一つを丹念に見直し、「俊敏な低音」のための作り込みを行っています。スピーカーを多数作ってきたノウハウを投入し、サブウーハーという固定概念に囚われずに低音再生を見直したのが、本作の特徴です。
サブウーハーが抱える問題点(エッジ)
サブウーハーは、メインスピーカーの遥かに下の帯域を再生するために、様々な工夫がなされています。しかし、それは時に「サブウーハー特有の癖っぽい音」を生み出してしまうことに気を付けないといけません。
スピーカーユニットには、振動板の周囲にエッジと呼ばれる柔らかい部品があります。スピーカーが音を出して、振動板が大きく前後する際にも、エッジがあることでその動きに追従することができます。
ここで一つの矛盾が生じます。
「振動板」は各社がその「剛性・硬さ」を競うのに対し、エッジは原理的に固くすることができません。エッジは柔らかく動くことが求められるのですが、スピーカーの外と中を隔てるという意味では、振動板とその役割は同じなのです。
より大きな音、より低い音を出すには、振動板をより大きく振幅させることが必要です。大きな振幅に対応できるよう、大きなエッジをもつサブウーハーを度々見かけます。
確かに、これで大きな振幅がとれるようになり、低音をより大音量で再生することができます。エッジに起因する非直線性が減少し、再生歪も小さくなります。
しかし、この手法は、エッジ=振動板であることを忘れています。
柔らかいエッジの面積が大きくなることは、振動板剛性の低下と同義であり、柔らかく緩んだ低音になりがちです。低音をより低歪で再生するための所作が、低音の質感を低下させてしまうという矛盾を抱えることになります。
オーディフィルが求めるのは、【速】、つまりスピード感のある低音です。一般的なサブウーハーに使われるユニットは、振幅を稼ぐための大きなエッジを持っており、好ましいものではありませんでした。SW-1Aでは瞬発力と質感に優れた超低音再生を優先するため、最低限のエッジ面積をもつスピーカーユニットを搭載しています。
「小さなエッジをもつSW-1Aは、大きな音が出せない」。理論的には確かにその通りですが、サブウーハーはその数を増やすことで、容易に大音圧に対応することができます。SW-1Aを左右に2台ずつ、計4台使ったシステムでは、20畳近い空間を100dB超の音量で揺らす、未だかつて聴いたことのない超低音再生が可能でした。大きなリスニングルームで大音量を楽しむ方には、2~4台。集合住宅で小音量で楽しまれる方には、1台~2台が、適切な使用台数です。
最高のスピード感・品位をもつ超低音を提供する。それがオーディオ用サブウーハーの使命であるとオーディフィルは考えます。SW-1Aが「エッジを小さくする」ことを選んだのは、その表れです。
サブウーハーが抱える問題点(箱)
サブウーハーには、もう一つ問題点があります。それが箱。「箱の働きを軽視していないか」ということを改めて声を大にして言いたいのです。
低音は、スピーカーユニットから出ていると思われがちですが、実は
低音再生における箱の影響は非常に大きなものがあります。低音を担当する弦楽器コントラバスが、弦一本から豊かな低音を生み出せるのは、空洞を上手く使った楽器本体のお蔭なのです。
平面バッフルや後面開放型を除くほぼ全てのスピーカーでは、下図に示すように、スピーカーユニットの振動板が音を出すために前に出ようとしたとき、箱の内部の圧力は陰圧になります。その力(背圧)は、振動板の動きを妨げるような働きをします。

この背圧の効果を「空気バネ」と呼び、その効果も含めてスピーカーを設計することで、小さな本体からは想像できないほど豊かな低音を再生できる、という「アコースティックサスペンション」という考え方が古くからあります。
この方法は非常に合理的で、小さなスピーカー本体から下までよく伸びた低域特性を得ることができます。しかし、本当に問題は無いのでしょうか。
振動板が前に動くとき、それはすなわち、スピーカーがアンプからの電流を受けてボイスコイルが前に動こうとする瞬間です。しかし、それと同時に、振動板は背圧によって、後ろに引っ張られています。
これは、前に行くアクセルを踏みながら、ブレーキも同時に踏んでいる状態です。
近年のサブウーハーでは、より剛性の高い振動板、よりハイパワーなアンプ、MFBのようなフィードバックシステムを駆使して、小さな箱に起因する大きな背圧に抗う設計がなされます。しかし、本当にそれで自然な低音が生み出せるのでしょうか。先ほどエッジの話をしましたが、必ずしも全ての部品が理想的な動作をするわけではありません。無理のある設計は、意図しないところで歪を生み出し、重苦しい低音の原因になるのです。
SW-1Aでは、スピーカーユニットに対して余裕のある大きさの箱を組み合わせ、
振動板が楽に動けることを重視した設計にしています。背圧をかけすぎない設計は、振動板にかかる負荷を軽減することができ、よりリニアリティの高い低音再生を実現することができます。箱の寸法に対して小さめのスピーカーユニットが付いていることは一見非効率に見えますが、原理原則を重視した設計ゆえの選択なのです。
サブウーハーが抱える問題点(振動板)
サブウーハーのスピーカーユニットの振動板は、一般的に「コーン型」と呼ばれる円錐形です。サブウーハーだけでなく、世の中にあるウーハーの過半数が、このコーン型の振動板ではないでしょうか。
コーン型振動板は、非常に合理的でして、薄い素材をこの形に成型するだけで上下方向に対して強い強度を持たせることができます。軽く、かつ前後に激しく動くスピーカーの振動板にとって好ましい形状の一つであり、スピーカーが発明された最初期からこの形状が使われいます。
しかし、
横方向からの応力(図中の赤矢印)に対しては、極めて脆弱という問題点を抱えています。横方向の変形は、振動板の変位(振幅)と90°異なる方向の話であり、仮にこの応力によって振動板が変形しても周波数特性に影響はありません。しかし、横方向の変形が起こっている振動板からの音は、緩くモヤついた低音として聴こえてきます。1970年代にはダイヤトーンが、レーザーホログラフィー測定やモーダル解析を使って、その問題点を指摘しています。(
参考)
スピーカーの振動板は、主に音速や内部損失、ヤング率、硬度でその良し悪しが議論されます。しかし、この横方向からの応力に対する剛性は、これらのスペックが優れる素材(たとえば金属やカーボン、薄膜ガラス)を使っても効果は限定的です。これらの素材は伸長方向には大きな強度を示しますが、薄膜のコーン型に成型された振動板の状態では、軟弱な構造体になります。
これらの横方向からの応力に対して、最も効果的なのは、立体構造による剛性の付与です。かつてのダイヤトーンは、ピュアボロンのスピード感のある音質に対抗できるウーハーとして、様々な素材の「ハニカム振動板」を世に送り出しました。また、近年の1億円を超える海外のハイエンドスピーカーでは、ハニカム振動板だけでなく、アルミ切削加工により補強桟を付与した振動板が採用されており、立体構造による剛性の付与が広く行われています。
SW-1Aでは、結晶性の高硬度な材料を3Dプリンターを使って0.1mm単位で精密造形した「構造剛性振動板」を搭載しています。この「構造剛性振動板」は、全ての方向からの応力に対して高い剛性を示し、従来のコーン型振動板とは別格の表現力に満ちた超低音再生が可能になっています。

写真左:コーン型振動板
写真右:構造剛性振動板の試作モデル
SW-1の開発
SW-1Aの前モデル、SW-1。同じコンセプトをもつ2020年に開発した製品です。スピード感のある低音を出すサブウーハー、というコンセプトのもと、試行錯誤をしながらの開発でした。
ここでは、2年近くかかった開発の概要を紹介しようと思います。
試作1号機。16cm口径フルレンジを密閉箱に入れてみた。低音は出なかった。
初めて製作した「構造剛性振動板」。竹ひごを使い、横方向からの剛性を強化。
バスレフ型のサブウーハーとして、「Concept-SOLA」と組み合わせた
試作2号機。
フルレンジをベースにしたため低音の伸びに課題はあったが、「構造剛性振動板」によるダイナミクスに優れる低音が得られた。

余談。ダンパーに穴を開けて、f0(低域の再生下限と相関ある値)を下げる試みをするも、緩んだ低音になってしまい失敗。ボイスコイルの不要な動きを抑えるダンパーの役目は重要であり、不用意に弱くしてはいけないのだ。
口径を16cmから20cmに拡大し、密閉箱にした試作3号機。しかし、低音が出ない。
より容量の大きな箱を試したり、錘(おもり)を振動板に付与してf0を下げたが、相変わらず低音が出ない。周波数特性は良好だが、聴感上ではバスレフ型に理があると感じた。
振動板は、横方向からの応力に対しても強い構造でなければならない。そこで3Dプリンターで立体的な剛性を持つ構造を製作。スピーカー振動板の補強材料とした。SW-1Aにも搭載する「構造剛性振動板」の原型が完成する。
「構造剛性振動板」から出てくる低音は、剛性感のあるハイスピードな低音だ。例えるのなら、大排気量の外車だ。小口径ウーハーならではの俊敏さに、透明な深みとパワー感が加わっている。これに見合う箱を作ろうと思った。
この試作4号機は、今までの試作機の流れをくむデザインで、スピーカーユニットが下に付いている。構造剛性振動板の実力を確認する試作機としては十分であったが、箱内部の定在波を考えれば、箱の中央にスピーカーユニットがある方が望ましい。
箱の内部に吸音管を入れて、定在波を消すことも試みた。確かに狙った定在波を消すことはできたが、その他の帯域で新たな付帯音が発生することが分かり断念。やはり根本的に定在波が出にくい箱設計にすることが大切なのだ。
試作5号機は、スピーカーユニットを中央に配した。結果は大成功。定在波による中低域の不要な濁りが消え、クリアな低音が得られた。ただ、箱容量が大きすぎたので、急遽、製作中の箱を切断して容量を調整した。前述のように小さすぎる箱も問題だが、大きすぎる箱はバスレフの動作が緩くなるため望ましくない。適切な大きさの箱を見つけることが、バスレフ型スピーカー設計の半分を占めるといっても過言ではない。

SW-1
こうして2021年に前モデル「SW-1」が完成した。SW-1の注目ポイントはもう一つあり、内部にアルミ製の補強部材を入れて箱の剛性を高めている
箱振動の特性をとると、補強材の効果は一目瞭然。中低音の濁りを生む200Hzのピークを消すことができた。

補強部材なし

補強部材あり
SW-1の導入事例
構造剛性振動板+振動板背圧を考えた高剛性箱による、スピード感のある低音再生というコンセプトは、多くの反響を頂き、様々なシステムに導入して頂きました。
ハイエンドブックシェルフ型スピーカーとの組み合わせ。写真のDIATONEのほか、B&Wの805と組み合わせてご使用頂く事例もありました。
製作者の私自身が、自作スピーカー出身ということもあり、自作ファンの方にも多く導入頂きました。写真は手前にある
ビンテージフルレンジとの組み合わせ事例です。まずは1台を使って頂いた結果、気に入って頂き最終的には2台での使用に至っています。
他にも、長岡鉄男氏の「モアイ」の低音部としての使用、ガレージメーカー製6cmフルレンジスピーカーとの組み合わせ、そして、オーディフィルの小型スピ―カー「Concept-SOLA」との組み合わせも多数事例があります。
SW-1Aの開発
詳細は
技術紹介ページで解説しますが、前作のSW-1の発売から数年経ち、新たに導入できる技術も増えてきました。
その一つが箱の剛性。前作SW-1でもアルミ補強などを頑張ったのですが、シミュレーションをすると、スピーカーユニットを入れるための穴がウィークポイントになり、不要振動が起こる可能性が示唆されました。

シミュレーションした振動モードの一例
そこで新たに、MDF材での
立体的な補強構造を導入しました。ひし形変形に強い補強構造とすることで、箱を叩いたときの中低域のボンボンする響きを大きく抑制することができています。
他には、構造剛性振動板をリニューアルしています。補強部材の重量はそのままに、
振動板中央と最外周の剛性を高めることで、振動板全体の剛性バランスを改善。よりクリアな低音再生を実現できています。
(左上)前作SW-1搭載ユニット (右下)NG試作品。最外周の補強が不足。

SW-1A搭載ユニット
前作SW-1は、サブウーハーの上にメインスピーカーを置けるよう、やや背の高いプロポーションにしていましたが、いろいろな方から話を聞くなかで、背丈は低くした方がいいという結論に至りました。
本体のアスペクト比を低くすることは、箱内部の定在波が軽減されるため、音質にも好ましい方向になります。

SW-1(製品版)
SW-1A 設計の経緯をもっと詳しく知りたい!という方は、
こちらのブログ連載「サブウーハーの自作」をどうぞ!
SW-1Aの試聴テスト
様々な場所をお借りして、試作機のSW-1Aを聴いて頂きました。
オーディオライター 炭山アキラ氏 宅 (SW-1A試作機 1台)
8cmフルレンジのバックロードホーン、16cm口径「FE168SS-HP」密閉箱との組み合わせ。
もちづきオーディオ倶楽部 Vol.1 (SW-1A試作機 1台)
20cm口径 後面開放型スピーカーとの組み合わせ
アニソンオーディオフェス2026 (SW-1A 試作機を含む 4台)
16cm口径バスレフ型スピーカーとの組み合わせ
共通して頂いたコメントは、
①音階が明瞭 ②本体サイズを超える、低域のパワー ③中高音の純度を阻害しない、という点です。 頂いた感想の詳細は、
試聴ページに記載しています。
おわりに
SW-1Aは、私自身が小型を作る中で
「低音に困らずに、いろいろな曲を最高の音で聴きたい」と思って作った作品です。
オーディオには様々な再生音に関する悩みがありますが、低音が出ない、低音が伸びない、低音の質感が悪い、低音が出過ぎる…、といった
低音に関する悩みが解消されれば、確実に音楽再生が楽しくなります。
私のメインスピーカーは、無垢ひのき材を使った「ひのきスピーカー」です。その繊細な響きを壊さずに自然に超低音を付与できるのがSW-1Aです。
ぜひSW-1Aを手元に置いて、バスドラム、和太鼓、パイプオルガン、コントラバス、シンセベース 等々、超低音の入った楽曲を思う存分に楽しんでいただければと思います。